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【事例紹介】IoTネットワークで直接通信~外出先のスマートフォンから、自宅のパソコンへ直接アクセスする方法~ 3-3

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SUMMARY

  • 接続性の向上を目的に「KAMOME IoT Connect」が、アイ・オー・データ機器に採用された
  • 「KAMOME IoT Connect」は、デバイス間の接続が確立した後は、センター側の負担を軽減する直接通信を実現する
  • 「KAMOME IoT Connect」は、センター側に秒間10万件以上の処理にも対応可能な分散KVSエンジンを採用

 

 

2014年12月、かもめエンジニアリング株式会社のIoT接続基盤「KAMOME IoT Connect」が、株式会社アイ・オー・データ機器様が製造・販売するLAN接続型ハードディスクに搭載された通信経路確保システム「Remote Link 3」に採用されました。

センター中継を介さず、インターネットで接続することでデバイス間の直接通信を可能にする「KAMOME IoT Connect」は、外出先のスマートデバイスから自宅に設置した端末へ、簡単にアクセスすることができます。これまでは難しかった環境下での接続も可能にする、かもめ独自のP2P接続技術を搭載しているのが特長です。

このシリーズでは、IoT、M2M時代を支援するソリューションとして業界で注目を集める「KAMOME IoT Connect」を中心に、事例を交えてご紹介します。

 

接続性の向上を目的に、「KAMOME IoT Connect」が採用された

 

2014年12月、かもめの「KAMOME IoT Connect」は、アイ・オー・データ機器様のNAS(Network Access Storage)と呼ばれる外付けハードディスクにおける通信経路確保システム「Remote Link 3」に採用されました。

前バージョン「Remote Link 2」では接続性が良くないという声が寄せられたアイ・オー・データ機器様では、その課題を解決するために検討を重ねました。結果、「接続性の向上」という目的に最も合致していたのが「KAMOME IoT Connect」だったのです。

「RemoteLink」の仕組みは、次のようなものです。

初期設定として、自宅パソコンとスマートデバイスに「RemoteLink」というアプリケーションをダウンロード後、ベアリングを行います。すると、データをセンターで中継せずに互いの端末間で情報を共有して、直接接続が可能になります。

現在、RemoteLinkの最新版である「Remote Link 3」には、すべて「KAMOME IoT Connect」が導入されています。

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回線にしばられず、より自由な接続を可能にするIoTソリューション、「KAMOME IoT Connect」

 

「KAMOME IoT Connect」は、次のような課題に対するソリューションとなります。

(課題) 特定モバイルキャリアの通信回線しか利用できない場合、通信コストが増大する

⇒「KAMOME IoT Connect」のソリューション

3GやLTEなどのキャリア回線にしばられることなく、インターネット経由でデバイス間の”直接通信”を可能にする。

(課題) システムや帯域の負担が増大する

⇒「KAMOME IoT Connect」のソリューション

デバイス間の接続が確立した後は、センター側の負担を軽減する”直接通信”を可能にする

そのほか「KAMOME IoT Connect」には、次のような特長があります。

-freeWiFiなどの回線も使用できるため、通信コストを軽減できる

-利用シーンを拡大させ、サービスの質の向上を支援する

-センターの帯域確保のコスト軽減する

-センターに通信データが残らず、事業リスク軽減する

-UDPの接続性が大きく向上している

-HTTPに限定されず多様な通信に利用が可能

このほか、センター側の基盤として、分散KVSを採用しています。

かもめエンジニアリングの独自技術による分散KVSエンジン「KFEP」(ケイフェップ)は、拡張性にすぐれ秒間10万件以上の処理にも対応可能なため、自由な接続とともに、安定的な利用が可能となります。

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