LDAPを高速化し、認証エラーによる機会損失を低減するソリューションを提供
【プレス・リリース】LDAPを高速化し、認証エラーによる機会損失を低減するソリューションを提供
~大手通信会社で多数の実績のある方式を採用し、大規模Webサイトなどに応用~
かもめエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:潮村剛、以下「かもめ」)は、LDAP認証を高速化するソリューションの提供を2015年4月から開始します。
大規模Webサイトなどでは、ユーザー数の増加に伴い認証基盤がその負荷に耐えられずトラブルになるケースが散見され、サービス事業者にとって大きな機会損失となっています。
かもめでは、大手通信会社でのモバイル認証で数千万ユーザー規模の事例を含めた多数の実績がある独自の高速分散KVS「KFEP」を活用して、既存のLDAPを高速化するソリューションを提供します。
サービス事業者は、既存のシステムのアーキテクチャーを大幅に変更することなく、LDAP認証を高速化し、ユーザー数を拡大することができます。
■LDAPの性能限界
LDAPは、ユーザーIDとパスワードによるログイン認証のプロトコルとして、広く普及しています。しかしながら、ユーザー数の増加に伴い(おおよそ10万人以上)性能面で問題が生じるケースが多くなっています。特に更新時の性能が問題になるケースがあります。
企業内での利用では問題ありませんが、大規模BtoCサイトなどでは問題になるケースが多くあります。これは、ユーザー数を増やしビジネスを拡大したいサービス事業者にとって、大きな問題です。
■かもめのLDAP高速化ソリューション
そこでかもめでは、既存のLDAP認証の仕組みをそのままに、当社が提供するサーバを追加するだけでLDAPの性能を高速化するソリューションを提供します。参照だけでなく更新の性能も大幅に高速できることが特長です。
※一部対応できないケースや、お客様側での改修が必要なケースがあります。
■かもめの高速分散KVS「KFEP」とは
KFEPとは、高速な分散KVS(キー・バリュー・ストア)エンジンです。大手通信会社のネットワーク認証システムにおいて、業界トップクラスの導入実績があります。かもめ独自の特許技術をベースに開発されており、数千万ユーザー規模の事例もあります。
KFEPのサーバ台数を増やすことで、スケーラブルに性能を拡張することが可能です。低スペックなIAサーバでも秒間10万件を処理することができます。
また、様々なプロトコルでKFEPにアクセスすることができます。
かもめは本ソリューションを、大規模BtoCサイト事業者などに対して、3年間で10システム以上の導入を見込んでいます。
かもめは今後も、超高速分散KVSエンジン「KFEP」を活用し、企業や社会に貢献していきます。
(セミナーのお知らせ)
KFEPを使った高速な認証処理について実感していただくセミナーを開催します。
認証の性能問題でお悩みの方はぜひご参加ください。
「秒間10万件の処理性能を実感して頂くための、統合認証基盤デモ会」
日時:2015年2月19日
場所:かもめエンジニアリング目黒オフィス
〒141-0021 東京都品川区上大崎4-5-37 山京目黒ビル 4階
詳細・お申込み:http://kfep.doorkeeper.jp/events/20614
(本プレスリリースに関する連絡先)
かもめエンジニアリング株式会社
(電話)03-6420-3177 担当:徳川 (Web)/contact/