【大規模SSOのスタンダード、OpenAM】10 高まるニーズ(3)グローバルでの統合
(3)グローバルで利用したい
国内拠点だけでなく、海外拠点を含めたグローバルで、ひとつのシステムを共有しようという流れも始まっています。
これまで海外拠点でのシステムの利用は、海外拠点のなかだけで使える閉じたシステムが多く、国内本社との連絡は機密情報さえもメールでやりとりするような状況も見受けられました。さらに海外拠点に人数が少ない場合は、システムそのものがないという状況すらありました。ところが、ここ数年、グローバルスタッフも含めた社員のIDを統合し、シングルサインオン(SSO)を導入して国内も海外もひとつのシステムで情報を共有しようという動きが活発になっています。
グローバルでの利用だけでなく企業合併のようなケースでも、SSOの導入が活発です。企業合併は、異なるシステム同士の合併でもあります。合併後の煩雑なシステム統合/移行をスムーズに実行するソリューションとして、SSOが求められています。