【スマートな認証を実現するOpenAM】3 セキュリティリスクを回避する
認証システムで、最も気にしなければならないのがセキュリティリスクです。
パスワードの窃取による不正ログイン、個人情報漏えいは、テクノロジーの進歩にイタチごっこのようについてまわり、いつまでもこの問題が絶えることがありません。
複数のパスワードを管理していれば、必然的にパスワードを再発行をする機会も増えます。実のところ、パスワード再発行時のトラブルは少なくありません。IDやパスワードをシステム別に管理する煩雑さが、重篤なセキュリティの問題を呼び寄せているともいえます。
そもそもセキュリティの観点から見ると、防御するポイントは、極力1カ所に集約させるのがセオリーなのです。
OpenAMのシングルサインオンでは、ひとつのIDとパスワードさえ管理すればすべてのシステムに入ることが可能となります。
ひとつのパスワードを厳重に保管しながら、定期的にパスワードを変更していくことで堅牢なセキュリティをスマートに確保することができます。