【明日の認証会議】3 イントロダクション≫認証とは?
2014年7月4日に開催された「明日の認証会議」セミナーの概要を、シリーズでお伝えしています。
テーマ:社会インフラ的大規模サービスを支える今の認証技術 / 事例と次世代Diameter
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認証とは入口。そして接点。
「これからお話する『認証』について、まずはその言葉を再定義してみたいと思います。
私たちが考えると認証とは、次のような意味を含んでいます。」
-認証
-認可
-利用権限の確認
-利用状況の確認
-利用に必要な権限情報の付与
「私たちは、こういった分野をひとまとめにして「認証」と考えています。」
「つまり認証とは、利用者さんにとってはすべてのサービスの入口であり、サービスを提供する側から見ると、インフラとアプリの接点なのです。」
「『入口』として、また『接点』として認証をとらえると、ひとつ見えてくることがあります。認証は、本来、重要な問題をはらんでいるにもかかわらず、利用者、サービス提供者、両者の側から見えにくい存在であるため、その重要性が伝わりづらいということです。そして、それが、実際の運用での課題につながっていくケースが少なくありません。」