【7/30 Diameter勉強会】4 光回線の卸売によって生まれた、新たなマーケット
【Q】Diameter(ダイアメーター)のマーケットは?
【A】
Diameterが注目された背景としては、スマートフォン、タブレットなどモバイル端末の急速な普及、LTEの大容量化に伴い、より高性能な通信制御のニーズが高まるなか、従来のRADIUSの機能では物足りなくなってきたという現状があります。
通信制御は、業界の大きな課題となっているのです。
それに加えて、2014年5月に、NTTが光回線サービスを開放することを発表しました。いわゆる、光回線の卸売ですね。これによって、格安スマートフォンサービスを手がけるMVNO(仮想移動体通信事業)の「格安SIM」や「格安スマホ」や、ISP(インターネット接続業者)さんなどが台頭してきました。
また各キャリアさんの帯域制御、料金プランの設定変更などでも、Diameterの規格を使ったものが増えるのではないかと想定しています。