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【Diameterとは?】3 帯域制御やリアルタイム制御としても活躍


通信認証プロトコルRADIUSの欠点を補いながらも、RADIUSのメリットを残しているのが、Diameter(ダイアメーター)がRADIUSの次世代プロトコルと言われるゆえんです。IETFでも「RFC 3588」(PROPOSED STANDARD)として登録されています。

RADIUSと比べるとDiameterには、より幅広い拡張性があります。ベースのプロトコルとして使える枠組みがあるのです。

Diameterは通常の接続認証にとどまらず、帯域制限(ユーザーの利用状況を動的に管理する)、IP電話のセッション制御プロトコルであるSIPとの連携など、幅広い用途で対応できます。

なかでもスマートフォンやプリペイド携帯などでのリアルタイム制御には、すでにDiameterが導入されています。