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【統合 ID 管理をサポートするOpenAM】13 ライフスタイルを提供する企業になるために

OpenAM最新情報

製造業も、単に商品や製品を販売するのではなく、複数の商品を多角的に提案することで、ユーザのライフスタイルをデザインする時代になりました。

事例を見てもわかるとおり、このようなサービスには、サービス単位のIDよりも、むしろ企業ごとのIDが求められています。1種類のメールアドレスとパスワードを登録して、iTunesから音楽をダウンロードしたり、iPadを購入したりできる Appleや、同じく 1種類のメールアドレスとパスワードで、すべてのサービスが関連付けられる Google の手法が、その先例となります。

 

しかしながら、多くの企業 Web サイトでは、いまだに商品、製品、サービスごとにID登録を迫るサイトも少なくなく、ひとつの企業のなかでもIDが統合されていないのが現状です。

これまでのやり方を顧客サイドから見ると、同じ企業であるにもかかわらず、違う部署から似たようなDMメールが何回も届くといった、企業に対する好感度が下がるシーンも少なくありません。

B to Cに向けた企業サイトのIDとは、「顧客のライフスタイルを提案するもの」として捉えると、統合ID管理システムの新しい使い方が見えてきます。