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【Diameter vs RADIUS】5-1. 「AVPに格納できるデータ量」


ユーザー認証、課金情報管理の新世代プロトコルDiameter(ダイアメーター)の機能を、先代プロトコルRADIUSと比較しながらご紹介します。

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253バイト vs 16Mバイト

AVP (Attribute Value Pair=属性値ペア)とは、プロトコルがユーザー情報を送受信する際の情報の形式です。パケット内の情報を、Attribute (=属性)やValue(=値)などで記録します。

AVPに格納できるデータ量から両プロトコルを比較すると、RADIUSが最大253バイト、Diameterが最大16Mバイトとなります。

このデータ量の違いは、稼働時に、どのような違いとなって現れてくるのでしょうか?